プロフィール
氏名 のだ まさあき    
野田 正彰    
所属 学長直属 職名 教授
学位   専攻 精神病理学,比較文化精神医学
所属学会 日本精神神経学会,日本民族学会
学内職歴  
研究分野 医学、精神医学を学び、精神科専門医になった後、文化人類学、社会学、民俗学を学びました。というのは、文化変容と精神的葛藤の研究を行おうとしたからです。私の学問分野を比較文化精神医学といいますが、日本での研究者はほとんどいません。 比較文化精神医学的視点で、パプア・ニューギニア、ソ連−ロシア、東欧、および日本の情報化サービス化での精神病理の研究を行ってきました。ほかに犯罪と精神医療の研究、青少年のコミュニケーションの病理の研究などがあります。また、戦争や革命、内覧での人々の精神病理の研究を、ナチス・ドイツの絶滅収容所の生存者、ベトナム戦争、アフガン戦争、とくに日本の十五年戦争について続けてきました。90年代になって国家主義の傾向が強まるなか、日本の中国侵略が彼我にどのような精神的歪みを残しているか、主たる研究にしていかねばならないと思っています。
この研究業績等の一覧は、主要研究業績を除き本年度を含み過去5年度分を表示しています。


主要研究業績
区分 著書名・論文名・論題名等 掲載誌/巻・号/発行所/学会名等 発行/発表年月

<2008年度>

著書
見得切り政治のあとに みすず書房 2008.05

<2006年度>

著書
子どもが見ている背中−良心と抵抗の教育 岩波書店 2006.10

<2005年度>

著書
なぜ怒らないのか みすず書房 2005.09
この社会の歪みについて−自閉する青年、疲弊する大人− ユビキタ・スタジオ 2005.08
調査報告
ハンセン病問題検証会議「ハンセン病問題から学ぶこと」(座長:野田正彰) 『長野県ハンセン病問題検証会議報告書』 長野県 2006.03

<2004年度>

著書
砂漠の思想−リビアで考えたこと みすず書房 2005.02
陳真−戦争と平和の旅路 岩波書店 2004.12

<2003年度>

著書
共感する力 岩波書店 2004.01
背後にある思想 みすず書房 2003.08

<2002年度>

著書
させられる教育 −思考途絶する教師たち 岩波書店 2002.06

<2001年度>

著書
犯罪と精神医学 岩波書店(岩波現代文庫) 2002.01

<2000年度>

著書
国家に病む人びと 中央公論新社 2000.12


業 績
区分 著書名・論文名・論題名等 掲載誌/巻・号/発行所/学会名等 発行/発表年月

<2008年度>

論文
虜囚の記憶を贈る(第9回)-満州から日本へ連続する労工狩り 「世界」(岩波書店) 2008.06
虜囚の記憶を贈る(第8回)−今も続く精神的外傷 「世界」(岩波書店) 2008.04

<2007年度>

論文
虜囚の記憶を贈る(第7回)−労工之歌 「世界」(岩波書店) 2008.03
虜囚の記憶を贈る(第6回)−受難者を絶望させた和解 「世界」(岩波書店) 2008.02
虜囚の記憶を贈る(第5回)−人倫としての花岡蜂起 「世界」(岩波書店) 2008.01
虜囚の記憶を贈る(第4回)−文明誕生の地から、鬼ヶ島へ 「世界」(岩波書店) 2007.12
虜囚の記憶を贈る(第3回)−無視と黙秘を超えて 「世界」(岩波書店) 2007.11
虜囚の記憶を贈る(第2回)−中原からさらわれた少年(下) 「世界」(岩波書店) 2007.09
虜囚の記憶を贈る(第1回)−中原からさらわれた少年(上) 「世界」(岩波書店) 2007.08

<2006年度>

著書
偽りの近代からくる不安を克服するために−日本軍人と今日の日本人 『戦争犯罪の構造』 田中利幸編、大月書店 2007.02
戦後戦記−中内ダイエーと高度経済成長の時代 佐野真一編、平凡社 2006.06
「麻原死刑」でOKか? ユビキタ・スタジオ 2006.04
論文
復古「教育基本法」下の教師たち 「世界」(岩波書店) 2007.02
遺児たちが創る、やさしさの文化『世界の遺児100人の夢』 あしなが育英会編、岩波書店 2006.12
学びと交流を喜び合う 「てら小屋」Vol.8 2006.06
ランバスと中国での医療伝道 「学院史編纂室便り」No.23 2006.05
年間3万人を超える自殺者への社会福祉のかかわり 「社会福祉研究」第95号 2006.04

<2005年度>

著書
「リスクと家計−消費生活に関するパネル調査(第12年度)」第7章「若年女性の気分の変化−コーホート比較」 家計経済研究所 2005.11
K.G.りぶれっと,災害救援の視点−神戸市長田区から世界へ 関西学院大学出版会 2005.09
「時を超えて 阪神大震災10年」その一章「わが街再び−東灘区森南町の人々」 産経新聞ニュースサービス 2005.05
論文
閉ざされた不安から 開かれた対話へ−日本社会の気分をめぐって 「世界」2月号、岩波書店 2006.02
惨事はなぜ起こったのか−検証・尼崎列車脱線事故 「世界」7月号、岩波書店 2005.07

<2004年度>

著書
女性たちの平成不況 第11章「不安を糧に生きる女性たち」 日本経済研究所 2004.04
論文
絶対矛盾の自己同一としての自衛隊 世界別冊 2004.12
心理劇としてのエレクトラ−エディプス・コンプレックスと女性性 新国立劇場 2004.11
私の仏教体験 寺門興隆 2004.07
ノンフィクションの十年 小学館「本の窓」 2004.05
児童福祉全体があまりに貧しすぎる 朝日新聞社「論座」 2004.04

<2003年度>

論文
オウム真理教の研究 −教祖、信者、観客の相互関係 京都女子大学宗教・文化研究所「研究紀要」No.17,NCC宗教研究所&富坂キリスト教センター編「あなたはどんな修行をしたのですか? オウムからの問い、オウムへの問い」にも収録 2004.03
民間人校長はなぜ自殺したか 岩波書店「世界」 2003.07


その他の活動
活動内容 発行/活動年月

<2004年度>

 
財団法人家計経済研究所評議員 および消費生活に関するパネル調査研究会委員(1994年〜現在) 2004.04
「女性と仕事の未来」運営委員(2002年〜現在) 2004.04